オトメワリ
「愛嬌と云うのはねーー自分より強いものを斃す柔かい武器だよ」 「それじゃ無愛想は自分より弱いものを、扱き使う鋭利なる武器だろう」 虞美人草
ねえ、人間は生まれつき不公平に作られてる
キャバ嬢は飲んでるだけでお金貰えて楽な仕事だよなー。」とはお客様によく言われる台詞。
基本的には反論はありません。

ノルマがあるとか、精神的に辛くても笑わなきゃいけないとか、身なりに気を使わなきゃいけないとか、ストーカーのリスクがあるとか、それくらいは他の仕事に比べて特別な苦労とも思えないし、世の中の大体の仕事に比べたら楽なの方なのではないかとも思います。だから昼職は続かない女の子がたくさんいるのだと思うし。将来の保証がないというのも、他のアルバイトにも言えることなので、そういった意味の大変さも微妙なところ。

でも、「俺、女だったら絶対キャバ嬢やってたもん」って台詞を、お世辞にも色気があるとは思えない90kgオーバーしてそうな男に言われると、「まず面接が……」と心の中で苦笑。

楽と言われる仕事をするには、最低限の資質が必要なんですよー。
または、初期投資して整形するとか、キャバより過激なお店で働くとか、方法はありますが、それって結構大変な道になるかと。そこまでいくともう「楽でいいよねー」の世界とは程遠くなるかと思います。

凄く嫌味な言い方だし、キャバ嬢の資質がある=幸せだなんて全く思ってないですけどね。ただ、仕事には持って生まれた向き不向きがあるのではないかと思うだけです。

「ねえ、人間は生まれつき不公平に作られてる。」
「誰の言葉?」
「ジョン・F・ケネディ」
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おひさしぶりです
ちょっと忙しくて更新が滞っていましたが、別にトラブルでもないし、閉鎖でもありません。
書きたいことはそれなりにあるので、またマイペースに更新したいと思います。
彼氏ともケンカは多いものの上手くいっています。
彼氏が相変わらずバカですが、最近バカな男はブームらしいので良かったかなと思います。

最近思ったこと。

私はどちらかというと、モラルとかマナーに厳しい男は苦手で、何ていうか「電車の中でメイクする女はみっともない」とかってわざわざ豪語する奴とかが気持ち悪い。いや、私もみっともないとは思うけど、何かそういうこと豪語する男って、妙に昔気質なところに美意識もってて、そういうモラルや正論を盾に、上から目線的に批判することに自己陶酔、みたいな男が多い気がするのです。

説教は別に良いんだけど、全く生産性ない批判って何かくだらなく感じる。
だって、電車の中でメイクしてる子は、知らない人たちにみっともないと思われても良いと思ってるからやってる訳で、そんな批判なんて(しかも当人いないとことで言うのなんて)ほんと意味がなくて、無視されてるのに話しかけてる的な感じというか、何か上手く説明できないですが、要は私の美意識では格好悪さを感じる訳です。
あと単純に、知らない人に対する批判を聞かされるのって、何か自分が怒られてる気になって嫌というのもあるのですが。

しかしながら、マナーがないことに悪びれもしない人もそれはそれで嫌いです。

「この前電車の中で知らない奴に、『満員電車の中では携帯は消した方がいいですよ』とか言われてさ、ああいう奴って何がしたいんだろ。いいかっこしたいのかねぇ。だから俺は言ってやったよ、『俺だけじゃないだろ。全員に言いなよ。』って。ああいう奴は怖そうな人とかには絶対言えないんだよな。全員に言えないような中途半端な奴のくせに人見て言うからタチが悪いよ。ほんと偽善者って最低だよなー。」

自分がなめられて注意の対象になったのが悔しいのかもしれないけど、そもそも満員電車の携帯はダメってなってるんだから、それくらい素直に切ってやればいいじゃんと思います。
まあ「絶対に周りの人の心臓の位置から22cm以上離してます」とか言われたら、屁理屈ながらも理由にはなってる気がするけど、「他の人もやってるから」って、わりと全く理由として成立してないと私は思うんだけど。

「マナーとか言うけどさー、現実はそんなに甘くないんだから。テレビの見すぎだよ。偽善者が何言ったって、人間なんて結局はみんな自分勝手なんだから。」

社会に対するイメージには別に同意はできるんだけど、それを偉そうにまるで悟ったかのように、実は責任転嫁の言い訳でしかないこと言われると、何かこういやーな気持ちになる訳です。

お金いただいてる訳だし、とことんグチらせてあげよう。きっと悔しさで負け惜しみ言ってるだけで、本当は自分が間違ってると知っているんだ、と自分に言い聞かせながら聞く訳ですが、いくら負け惜しみだとしても、そんな自らの器の小ささを恥じらいもなく披露できる(むしろ得意気)なんて驚きを隠せない。
いや、でも最初に書いたように、こういうのを「世も末だよ」とか、傍観者的に偉そうに批判する男もそれはそれで嫌。

つまりは私も結局は自分勝手。
でも、そこで思考停止しないことに意味があると思いたいんだよなぁ。
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金持ち喧嘩せず
久々の更新です。お久しぶりです。
日々のガールズトークでストレスが発散出来てしまうとブログに書くまでもなくなってしまう。でも、書くのは書くので好きなので書きますが。

いつも読んでいる某ブログに学歴差別という言葉はおかしいと書いてあったけど、本当にその通りだと思う。
今の日本で、経済的理由で大学へ行けなかったなどという人はあまりいないのだし(奨学金制度とかもあるしね)、学力は才能の一つなのだから、能力で人を区別するのは当然だ、っていうようなことが書かれてたと思う。あと、能力はあるけど学歴が低いので差別されるというケースが学歴差別というのかもしれないけど、最近は成蹊大学卒で首相になっている人がいることだし、それもあまりないんじゃないかというのも書いてあった気がする。

しかしというか、だからというか、なんだかんだ学歴コンプレックスのある男性は本当に多い。みんなして東大叩きするけど、超ワンパターン。「東大行く奴は勉強しかできないから常識がない」ってキャバ勤めしてから100まんかい聞いた気がする。

「知り合いの東大は、銭湯の値段知らなかったんだよ。浮き世離れしてるよね。」
って、東大卒は稼ぐ人や忙しい人が多いから、銭湯行く人少ないのはしょうがないんじゃないかな。別に、銭湯を貧乏と暇人が行く場だと決めつけるつもりはないし、行く人を差別する気はないけどね。確率の話で。

「知り合いの東大は、服も靴もネクタイも何から何まで全部奥さんが選んで買って着てるんだって言うんだよ。そんな男嫌じゃない?」
って、それは夫婦間の問題で、二人がそれで上手くいってるなら良いのでは?確かにそんな男嫌だけど、それは東大は関係ない。

「知り合いの東大は、タンスの数え方とかそういうのは知らないんだよ?常識ないよなー。」
って、結構それマニアックだって。一生のうちにタンスを正しく数えなきゃいけない機会って一体どれくらいあるのだろうかと疑問。

「ああ、数え方は棹でしたっけ?」と言うと、「おっ!よく知ってるじゃない!」っと誉められる。
いくらキャバとはいえ、目の前の人の知らないかもしれないことを「常識」だとその人の顔を見ながら言うのって、結構悪趣味だと思う。まあキャバ嬢的には正解言っちゃうのは空気読めてないのでしょうけど、言わずにはいられないです。

ついつい好奇心で、
「確かに私の知ってる東大生も、ひ孫の子どもはひいひい孫だと思ってたらしいです。」
って言ってみたら(実は架空ネタ。ネタ元は最初に書いたいつも読んでるブログ。)、
「あ〜………。でもそれは知らない人いるかもねー。………て言うかね、日本語って変化するものだから、それでもある意味正しいんだよね。」
といきなり東大生(架空)の肩を持つ。

「なるほど。日本語って変化するものなんですねー。そのうちその言葉も正しくなるのかもしれないですねー。」
と同意すると、納得してる様子。
まあ、玄孫という言葉もタンス数えるのと大差なくレアな言葉だと思うので、私も意地悪なことを言ってしまったものだと思いますが、ひいひい孫という言葉も、新しい日本語として浸透させるにはあまりに使われない言葉かと思います。

私の勝手なイメージだけど、学力の偏差値と精神の成熟度はある程度は比例していると思う。もちろん例外はあるし、ただの偏見だと思うのでイメージとしか言えないけど、それでもやっぱり、継続して勉強に努力できるというのは、自制心も忍耐力もつくし、論理的に物事考えられたり、要領良かったりする。なんて、熱く書いてしまったけど、そういう前提があるからこそ、東大卒は意外とぬけてるって話になるという仕組みならば、私が感じるイメージの方が当たり前のことなのか。逆パターンばかり聞きすぎてわかんなくなってしまった。
とりあえず、私の知る東大卒は、他人のどうでもいい批判に熱くなったりはしないから尚更そう感じるのかもしれない。
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防御は最大の攻撃なり
ごくたまに一言二言話しただけで、異様なまでに敵意剥き出しで攻撃するお客様がいる。
私に敵意剥き出しの人間は二種類いて、私という人間だけに攻撃する人間と、他の女の子も攻撃する人間。

前者は共通点があって、プライドが高く女性蔑視気味で、実は大した話はしてないのに理屈っぽくて、上から目線口調の偉そうな印象を受けるタイプ。そういう印象を受ける人間にとにかく私は嫌われる。

このブログを読んでくださってる方は分かると思うけど、まんま私が嫌いなタイプなんだけどね。とはいえ、私だってバカじゃないし仕事なのだから、そういう奴の前では、生意気なことは言わないしニコニコ笑って本性隠してるつもりなのだけど。けど、そういう奴らは凄い嗅覚を持っているようで、どんなに猫かぶってても、嫌悪の感情だとか、相手も嫌いであろう私の本性だとかを嗅ぎ分けるようなんです。

そうすると攻撃が始まって、「いくつまでこんな仕事いつまで続けるの?」「こういう仕事をしてる時点で人生おしまいだね」「顔も可愛くないしスタイルも悪いし、全く魅力感じないね」「肌汚いよね」「君って世の中のこと何にも分かってないよね」「君は考え方が浅いよね」「君の人生は悲惨な末路になることが目に見えてるなー」と繋がる。

結構最近までこういう攻撃しまくる人がひたすら謎だったんだけど、上に書いたような印象の共通点が分かってから、何となくこういうタイプの奴は自分が傷つくことには敏感だから、私の隠してるつもりの爪にもすぐ気付くし、防御のために攻撃にでてるのかと考えるようになった。つまり実は攻撃する奴ほど、自信がなくて傷きやすくてコンプレックスの塊なんじゃないかと。言われがちな上に推測でしかないけれど。

まあ、それは納得するとして、誰彼構わず攻撃する奴はなんなんだろうと。
上に挙げたみたいな暴言を誰にでも吐く方もいるんです。ついた子が後からみんな揃って「感じ悪かったー!」と陰口言いだすような人。

そういうお客様につくと、『この人はなぜにキャバクラにくるんだ?』と謎が深まりすぎるのです。
奴あたりしてストレス解消する場としてキャバを使ってるんでしょうか?キャバ嬢という生き物に恨みがあって、何とか晴らしたいんでしょうか?ほんと謎。

まあ、これも推測だけど、偉そうにしたいという欲をはたそうとしてるのかなと。それと、人を傷つけることによって、自分の強さを確かめたいみたいな感じなのかなとも思った。そういえば、『女を言葉で追いつめるのが好き』と自慢気に語る、自称ドS男(前の日記参照)に通じるものがあるのかも。口で人を傷つけられることが凄いみたいな価値観持ってるような気がする。

そういうお客様は、あおりにのって「ショック!どうしよう。。。」と傷ついたフリをすると、嬉しそうにニヤつき始めて、今度は「君みたいなバカな子はとにかく早く結婚した方がいいよ。」とかアドバイス始めたりなんてする。若干満足そう。
逆に、 「そうなんですよねー!ほんと私の人生お先真っ暗ですよー!」と、頭の中で『昼の仕事も貯金もあるし彼氏もいるから特に焦ってないのよね。何より全然尊敬してない人間からのダメだしほどどうでもいいものないなぁ。』とニコニコ笑いながら、余裕を見せると、めちゃめちゃムキになる。もうどんどん攻撃される。

だから、前者の対応を選んであげたいところだけど、あまりにつまらないことしか言わない方には後者の対応をします。
相手はどんどんムキになって、全くストレス解消にはなってなさそうなので可哀想だけど、あいにく私はそこまで出来たキャバ嬢ではないので、自分が面白い方を選んでしまうことがあるんです。だって傷つけようと頑張ってる人を見るの面白いんだもん。

攻撃は最大の防御だとか思って攻撃する方、防御が最大の攻撃だと思います。
ダメージを受けないことは、相手のダメージになり得ます。

実は、それは逆の立場の時に気付いたことで、その昔、私が他のキャバで働いてた時の話。
その時私には、太い(お金をたくさん使ってくれる)指名客がいたのだけど、何しろ性格がウザいのでストレスが限界で「あんたなんか嫌い」と客席で言ってしまったことがあったのです。
その指名客はお金持ちで、他の女の子も場内指名していたので、テーブルには常に3人か4人くらいついていて、私が暴言を吐いたその日も、私以外に他の女の子が何人かついていたので、私が「あんたなんか嫌い」と言った時にはもちろん場は凍りつきました。

しかしそのお客さん、顔色も変えず他の女の子たちに、「ホラ、コイツったら俺にこういうこと言うんだよぉ」と、まるでこれは痴話喧嘩ですと言わんばかりの反応。
他の女の子たちも空気を悪くしないために、「喧嘩するほど仲が良いってことですね!」と、フォローしてくれちゃったりして。

場内指名の女の子たちに、本指名の私が気を遣わせるなんて良くないし、このお客さんが私のせいでこのお店自体に来なくなるのは、いろんな人に迷惑がかかると考え、私も冷静になり、それ以上怒るのをやめました。

そしたらそのお客さん、「本当に嫌いな人には、絶対こういうこと言えないもんだよ、人間って」「こういう喧嘩が出来るっていうのは、他の客には出来ないことだからね。俺は客として見られてないってことだから良いと思ってるんだ」と、まあ見事なまでにどんどん調子に乗る始末。全くダメージを受けてくれない。
どうでもいい人間に自分が攻撃されるのは何も感じないけど、いくらどうでもいい人でも自分の攻撃がまるで通じない、むしろ何か相手のプラスにしてしまってる感さえあるこの感じは、言い表せないくらいのストレス。
私が水商売を始めて、お客様に対して敗北感という感情を感じたのは、今のところこの方しかいない。

やっぱり防御は最大の攻撃だと思う。
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キャバ嬢は浜崎か倖田しか聴かない生き物だとでも思われてるのか
新年初の更新。

新年一発目の愚痴。

見た目ファッショナブルな若いお客様を接客。

音楽が好きだと言うので、「どういうのが好きなの?」と聞くと、
「言ってもぜってー知らねーもん!」
と返される。
「えー!一応言ってみて!」と聞くと、

「レッドホットチリペッパーズっていうバンドが好きなんだけど、知ってる?」

……だそうで。その前フリでレッチリはないんじゃないかと。
知ってるも何もめちゃめちゃ有名じゃん。

「知ってるよ!レッチリでしょー!」
「マジで?えー!なんで知ってるの?お前なかなかやるなー。」

いやいや誉められても全然嬉しくない。むしろその反応に本当にビックリ。
何で知ったかも忘れたくらいの有名バンドでしょ?レッチリを知らない若者を探す方が難しいかと思うのだけど。映画のデスノートの主題歌にもなってることだし、小学生だって知ってるんじゃないのかね。

「じゃあ、何?一応洋楽とかも知ってるんだ?」
と聞かれる。
洋楽とかって、、、聞き方が広いなぁ。そして、個人的には洋楽邦楽で分けるのってナンセンスな気がしてあんまり好きじゃないんだけど、
「うん。洋楽も好きだよ!」と答えると、
「じゃあ、リンキンパークってバンド、オススメだよ」と、リンキンを知らない前提で話しを進められる。

洋楽も好きでレッチリ知っててリンキン知らない若者を探すのも、これまた至難の技かと思うよ(ちなみに個人的には両方とも大して好きじゃありませんが)。

これくらいならかわいいっちゃかわいいので、むかつきはしないけどなかなか驚き。

同じようなケースで、映画が好きだというお客様。
どんなのが好きかと聞くと「時計仕掛けのオレンジ」だそうで。
ああキューブリックですね。と答えただけで「え、知ってるの?観た?観た?いいよねー!いいよねー!」とハイテンション。
私もわりとオタクっぽいところがあるので、共通感覚が嬉しいという心理は分かるし、盛り上がるのが仕事なので、頑張って「うんうん、好き好きー!」と自分も無理矢理テンションあげる。

そしてそこからは質問責め。
「え、じゃあタクシードライバーは知ってる?」
知ってるよ。
お客様ひと盛り上がり。

「パルプフィクションは?」
知ってる。
お客様軽く盛り上がる。

しかしながら「トレインスポッティング知ってる?」「知ってるよ」というあたりから、相手のテンションは段々と落ちてきて、どんどん「○○知ってる?」責め。
どうやら私の知らない作品を探してる様子でして……。
私が「知らない」と言うまで、知ってる?責めが繰り返されることを予想は出来たのだけど、雑貨屋でポストカードが売りまくられてるようなあまりに有名なタイトルばかり挙げられるので、知らないフリをするタイミングを逃す。

やっと出てきた本当に私の知らないタイトル。
その瞬間落ちかけたテンションはまた上がる。
「時計仕掛けのオレンジとか好きだったら好きだと思うから、絶対観てみて」だそうで、
「ありがとう」とだけ言っておく。きっと観る日は来ないでしょうけど。

「女の子でこういう話出来る子っていないよ。君凄いよ。すげー貴重だわー。周りには変わってるとか言われるでしょ?でも人と違うものを知ってるって良いことだと思うよ。」って、何か私、またもや褒められてるらしい。
どうやら、どんな超有名作品だろうと、キャバ嬢が一見メインカルチャーっぽくない映画(あくまで完全なメインカルチャーぽくない……ハリーポッターとかアルマゲドンとか踊る大捜査線とか、そういうの以外の作品)を知ってたら驚かれ褒められ変わり者扱いされるらしい。

繰り返すようだけど、私もオタクっぽいところがあるので、共通感覚見つけてテンション上げる気持ちは凄く分かるんです。マイノリティな話題だったりすると特に。
実際にお客様と趣味が合って、仕事を忘れて素で話が盛り上がったことなんて何度もあります。

しかしながら、私にとって共通の話題で心から盛り上がれるかどうかの境って、自分と趣味が合うかどうかではない気がする。
その作品が本当に好きかとか、その作品を私が知ってることによって、その作品について語れることが純粋に嬉しいという気持ちに重点があるかどうか、ということ重要な気がしてならない。

こういう映画を好きな君は凄い=こういう映画を好きな俺も凄い(むしろ、君の知らない作品を知ってる俺はもっと凄い)=俺たち特別、という具合に、自分たちがいかに特別かという方に話の重点がおかれると、どうもテンションが下がって語る気が失せる。
まあ、仕事なんで盛り上がるように頑張りますが。

こういう話が出来る女の子がいないと言うけど、それは私が貴重な女の子なわけでもなければ、あなたが特別にマイノリティな趣味を持ってるわけでもない。
ただ、あなたの世界が狭いだけ。

と、言いたい気持ちを抑えて、「ほんと話が合うよねー」と頑張って営業。
相手の選民意識をあおれば場内指名くらいはとれたりするので。

キャバで働いて、お客様のキャバ嬢に対する固定観念というか偏見みたいのはじゅうじゅう承知してきたつもりだったけど、レッチリでビックリとかキューブリックで貴重はないよなぁ(本音)。

人生いろいろ。キャバ嬢もいろいろ。
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